歯周病が全身に及ぼす影響?!生活習慣病にも

こんにちは。神谷デンタルオフィス藤沢インプラントセンターです。口の中で起こっていることが全身に影響するなんて、あまり思わないですよね。神谷デンタルオフィスのfacebookでは度々取り上げていますが、歯周病を放っておくと大変なことになりますよ!

歯を失って噛めなくなると、メタボリックシンドローム、糖尿病、また、早産や関節リウマチの原因にもなってきます。
日本人の死因トップは癌で、続く2位以下の病気にも歯周病は関係しています。歯ぐきが健康であれば人は長生きできるのです。

関節リウマチ
発祥の原因はシトルリン化タンパク質でアミノ酸の一種だというのが最近の情報です。このシトルリンというアミノ酸に変えてしまう酵素を出す菌は歯周病だけです。リウマチ患者さんからは歯周病菌が発見されました。歯周病の治療をすることでリウマチの改善にもつながっていきますね。

メタボリックシンドローム
メタボリックシンドロームにより、身体の抵抗力が弱くなり、血管がもろくなります。歯周病は悪化し、インスリンの働きを抑制する血液中のTNF-α(腫瘍細胞を壊死させる作用のある物質として発見されたサイトカイン)が増加します。悪循環が繰り返されるわけですね。

糖尿病
糖尿病は血管の病気です。血糖値が高くなると毛細血管がもろくなり、血管が破れやすくなり、網膜症や末端の血流障害による合併症が懸念されます。歯周病は糖尿病を悪化させますが、歯周病の治療をして口の中の状態が良くなれば、糖尿病も良くなるということが日本では多いようです。

心・血管疾患との関係
マウスの血管に歯周病菌を注入して菌血症を起こすと血管内側の細胞がなぜか急速に増殖を始めて血管を詰まらせるのがわかっています。歯周病菌が血管内をぐるぐる回っているだけで、こんなことになってしまいます。逆にむし歯菌をマウスに投与しても何も変化が起こらないというのには驚かされました。

骨粗鬆症との関係
歯周病がある人は骨粗鬆症になりやすいです。女性には深刻で、正常な骨も年齢と共に痩せ、曲がってきてしまいます。

いかがでしたか?歯周病は万病の元です!重大な病気にならないためにもケアを怠らない様にしていきましょうね。

参考:第99回健康セミナー「健口」を考える
天野敦雄先生
参考・画像:日本臨床歯周病学会 歯周病が全身に及ぼす影響
http://www.jacp.net/perio/effect/