こんにちは！藤沢駅徒歩4分　神谷デンタルオフィスです♪

今回は噛み合わせと聴覚の関係性についてご案内いたします。

咬合（こうごう）とは歯が上下の顎の間で接触することを指し、正しい咬合は、顎の関節や周囲の筋肉、歯、および口腔組織の健康に重要です。

そして、咬合の不均衡が生じると聴覚に以下のような影響を及ぼす可能性があります。

1. 顎関節と聴覚器官の近接性: 顎関節は、耳の後ろに位置し、内側耳と密接な関係があります。顎関節の問題や不適切な噛み合わせは、聴覚神経に圧力をかけ、聴覚の感覚や認識に影響を与える可能性があります。

2. 筋肉の連動: 咬合の正常な機能には、顎関節周囲の筋肉の適切な動作が重要です。咬合が不均衡である場合、顎関節周囲の筋肉が過度に緊張し、聴覚器官に接近する可能性があります。これにより、聴覚器官への圧迫や神経の過剰刺激が引き起こされ、聴覚に異常を生じることがあります。

3. 神経の影響: 顎関節や周囲の組織の炎症や緊張は、顎関節周辺の神経に影響を与える可能性があります。これにより、聴覚神経にも影響を及ぼし、聴覚の感覚や認識に変化をもたらすことがあります。

したがって、咬合や顎関節の問題が聴覚に与える影響を最小限に抑えるためには、適切な噛み合わせを維持することが重要です。

定期的な歯科検診や、顎関節症の早期発見と治療が、聴覚に関連する問題を予防し、健康な咬合と聴覚を促進するのに役立ちます。

また、藤沢市では、むし歯のチェックや歯周病の早期発見、早期治療を目的とした「成人歯科健康診査」が6月1日から始まっています。

20歳から70歳までの５歳ごとと、80歳の藤沢市民が対象で、自己負担500円で受けることができる制度です。

成人歯科検診は受診できる医療機関が指定されていますが、当院でももちろん受診可能です！

お久しぶりの方や気になる症状のある方など、この機会にお口の健康状態をチェックしてみてはいかがですか？☆

画像：Appleヘルスケア