こんにちは★藤沢駅南口徒歩４分　神谷デンタルオフィスです♩

今回はよく耳にする「血液をサラサラにする薬」についてご案内いたします。

血液は酸素や栄養を全身に運んでいますが、生活習慣病や喫煙、不整脈などの何らかのきっかけで血液の流れが悪くなると、血液が固まって血の塊（血栓）ができます。

血栓が血管の中で詰まると、脳梗塞、心筋梗塞、肺寒栓症などの血栓症を引き起こしてしまいます。

血栓症の予防や発症後の再発予防のために血を固まりにくくする薬、つまり血をサラサラにする薬（抗血栓薬）が用いられます。

血を固まりにくくする薬＝血を止まりにくくする薬なのですが、抜歯の際に血栓薬を中断することはほとんどありません。

これは、血栓薬を中断することによって脳梗塞をはじめとした血栓寒栓症を誘発するリスクが高まることが分かっているためです。

抗血栓薬の服用を継続したまま行う外科処置後の出血のリスクと、抗血栓薬を中断した際に起こる血栓寒栓症の発症のリスクを比べたときに、中断による重篤な血栓寒栓症リスクの方が圧倒的に命にかかわるため、できるだけお薬の中断を避けなければなりません。

当院でも、様々な病気をお持ちの方が歯科治療を受けにいらっしゃっており、血をサラサラにする薬を飲んでいる方も珍しくありません。

服用している薬をお伝えて頂くことで、全身の状態を含めて状態を把握することができます。

大きなトラブルにならないためにも新たな薬を飲むようになりましたら、スタッフまでお伝えくださいね☆