こんにちは★藤沢駅南口徒歩４分　神谷デンタルオフィスです♩

今週は生活習慣病についてご案内いたします。

生活習慣病とは、主に日常の生活習慣や食生活、運動不足などが原因となって発症する病気の総称で、代表的な病気として高血圧や糖尿病、肥満などが挙げられます。

そこで、歯周病と糖尿病の関係についてお話しさせていただきます☆

糖尿病と歯周病は一見まったく異なる病気ですが、糖尿病の方はそうではない方と比べて、歯周病になりやすいことがわかってきました。

これには、

①歯周病細菌が糖分を好むため、唾液中の糖によって増殖しやすいこと

②抵抗性(免疫力)の低下

③唾液量の低下

④血液の循環が悪いこと

⑤歯肉の血管がもろくなり傷が治りにくいこと

など、様々な理由が関係しています。

歯周病が進行して歯を失うと、固いものが食べられず、普段の食事がやわらかい食べ物が中心になったり、よく噛まずに飲み込んでしまったりしてしまいます。

また、やわらかい食べ物はプラークを蓄積しやすく、このような食事の取り方は、食後に血糖値が急激に上昇する「食後高血糖」を起こしやすくすると考えられます。

しかし、歯周病の治療は早期発見・早期治療が重要で、炎症がまだ歯肉にとどまっている歯肉炎であれば、ほとんどの場合に正しい歯磨きや歯石除去で治ります！

正しい口腔衛生と定期的な歯科健診によって、歯周病と糖尿病の管理も行なっていきましょう★