こんにちは！藤沢駅徒歩4分　神谷デンタルオフィスです♪

本日は、健康な体をつくるために不可欠な「カルシウム」についてご案内いたします。

カルシウムは、歯の健康に非常に重要な役割を果たしており、具体的な効果としては以下のようなものがあります。

• 歯の硬化: カルシウムは歯の主要な成分であり、歯のエナメル質や象牙質を形成する際に必要です。適切なカルシウム摂取があることで、歯が強く健康に保たれます。

• 骨の健康: カルシウムは全身の骨の健康維持にも関与しており、歯を含む全身の骨の形成と強化に寄与します。特に成長期の子供や若者にとって、十分なカルシウムが重要です。

• 歯の再石灰化: 歯のエナメル質が酸によって溶け出す（脱灰）ことがありますが、十分なカルシウムがあればその再石灰化が促進され、歯の表面を強化します。

• 歯周組織の健康: 歯を支える歯周組織も、カルシウムの適切な供給が重要です。歯周病などを予防するためにも、十分なカルシウムを摂取することが勧められます。

厚生労働省令和元年度の「国民健康・栄養調査」によると、国民のカルシウム摂取量の平均は、男性517mg、女性494mgです。
 
しかし厚生労働省が発表する推奨量は、男性12～49歳では738～991mg、女性12～49歳では660mg～812mgですので、平均の摂取量はかなり少ないことがわかります。
 
カルシウム不足によって直接、歯がもろくなることはありませんが、慢性的なカルシウム不足は虫歯や歯周病のリスクを高めてしまう可能性があります。

さらに、カルシウムが継続的に不足してしまうと、血管壁などの組織にカルシウムが沈着し、高血圧、動脈硬化、糖尿病といった生活習慣病の原因になるほか、細胞機能が低下し老化現象を招くといわれています。

気になる症状がある方、しばらく歯医者に通っていない方など、お口に関する事なら何でもお気軽にご相談ください！